更生保護法人の役員等について
更生保護法人は、更生保護事業法に基づき、法務大臣の認可を受け設立された法人です。更生保護法人は、以下の役員等を置きます。
理事 | 理事会の議決に基づき、この法人の業務を執行します。 理事長は更生保護法人を代表し、その業務を総理します。 |
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監事 | 理事の業務執行状況と法人財産の状況を監査します。 |
評議員 | 更生保護法人の業務、財産、役員の業務執行について役員に対して意見を述べ、諮問に答え、報告を求めます。 |
施設の職員について
更生保護施設の職員は、昼夜を問わない厳しい勤務条件の中で、志を高く利用者が再び道を外すことなく社会へ復帰できるように、それぞれの幸せを願い、情熱を持って犯罪者処遇という困難な仕事に取り組んでいます。
更生保護施設には、実務に当たる幹部職員として施設長と補導主任が置かれています。
役員 | 理事・監事・評議員等からなり、運営のすべてについて協議・決定します。 |
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施設長 | 更生保護施設の所務を総括する責任者です。 |
補導主任・補導員 | 利用者の生活指導・就労指導等を行い、その相談に応じています。 |
福祉職員 | 特別な処遇を必要とする利用者の支援を行います。 |
事務員 | 事務処理・会計経理の職務を行っています。 |
給食調理員 | 利用者のために食事を作り、生活を支えています。 |
代替職員 | 補導員に支障がある時に、代わってその職務に就きます。 |
沿革
明治44年 | 島根授産会創立 津森百太郎保護主任として事業開始 |
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大正 2年 | 松江市奥谷町西原306番地に保護事業所開設 |
昭和 8年 | 授産会施設の大改築(本館事務所木造瓦葺2階建) 貸家(木造瓦葺2階建)4棟8戸を新築 |
昭和14年 | 司法保護法施行に伴い島根県連合保護会に組織替え 収容保護は松江保護会運営 |
昭和16年 | 津森百太郎逝去 戦時中は事業を休止 |
昭和25年 | 更生緊急保護法施行に伴い松江更生保護会を設立し経営認可 |
昭和29年 | 松江更生保護会を財団法人島根更生保護会に改組 初代会長に野津乙三郎が就任 |
昭和34年 | 安来美登会長が就任 |
昭和41年 | 鉄筋コンクリート2階建、本館1棟、収容者宿舎1棟を新築 |
昭和43年 | 作業所を職員宿舎に増改築して利用 |
昭和59年 | 鉄筋コンクリート2階建、本館1棟、収容所宿舎1棟補修 |
昭和62年 | 宗寂照会長が就任 |
平成 2年 | 景山一郎会長が就任 |
平成 4年 | 収容定員20名を15名に変更許可 |
平成 5年 | 佐々木正道会長が就任 |
平成 8年 | 法律の改正により更生保護法人島根更生保護会となる。 |
平成12年 | 景山一彦理事長が就任 |
平成17年 | 赤い羽根たすけあい号納車 |
平成18年 | 福田和夫理事長が就任 |
平成25年 | 鉄筋コンクリート2階建に全面新築 収容定員15名から20名に変更 吉長義親理事長が就任 |
平成27年 | 更生保護法人 島根更生保護会を更生保護法人 しらふじに名称変更 |
平成28年 | 特別処遇対象者受け入れ指定施設となる |
平成30年 | 大野美雄(第9代)理事長が就任 |